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06月08日-03号

  • "特殊勤務手当支給"(/)
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  1. 練馬区議会 2020-06-08
    06月08日-03号


    取得元: 練馬区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年 第2回定例会1 日時 令和2年6月8日 午後1時1 場所 練馬区議会議事堂1 出席議員 30名   1番  やない克子議員    26番  たかはし慎吾議員   3番  富田けんじ議員    28番  柴田さちこ議員   4番  高口ようこ議員    29番  島田 拓議員   5番  はしぐち奈保議員   31番  石黒たつお議員   9番  松田 亘議員     32番  酒井妙子議員   10番  土屋としひろ議員   34番  うすい民男議員   11番  沢村信太郎議員    36番  田中ひでかつ議員   12番  岩瀬たけし議員    38番  笠原こうぞう議員   14番  小川こうじ議員    39番  小泉純二議員   15番  佐藤 力議員     40番  有馬 豊議員   17番  野沢なな議員     42番  吉田ゆりこ議員   18番  坂尻まさゆき議員   44番  宮原よしひこ議員   20番  井上勇一郎議員    46番  小林みつぐ議員   23番  かとうぎ桜子議員   48番  藤井たかし議員   25番  西野こういち議員   50番  関口和雄議員1 新型コロナウイルス感染防止のため、別室にてモニター視聴した議員 20名   2番  きみがき圭子議員   27番  田中よしゆき議員   6番  星野あつし議員    30番  のむら 説議員   7番  つじ誠心議員     33番  宮崎はるお議員   8番  かしままさお議員   35番  上野ひろみ議員   13番  しもだ 玲議員    37番  福沢 剛議員   16番  かわすみ雅彦議員   41番  倉田れいか議員   19番  小松あゆみ議員    43番  平野まさひろ議員   21番  白石けい子議員    45番  柳沢よしみ議員   22番  池尻成二議員     47番  かしわざき 強議員   24番  鈴木たかし議員    49番  小川けいこ議員1 欠席議員 なし1 出席理事者   前川燿男   区長       山崎 泰   区民部長   小西將雄   副区長      関口和幸   産業経済部長   山内隆夫   副区長      産業経済部長兼務 都市農業担当部長   河口 浩   教育長      中田 淳   福祉部長   宮下泰昌   技監       市村 保   環境部長   毛塚 久   区長室長     技監事務取扱 都市整備部長   森田泰子   企画部長     平林 明   土木部長   企画部長事務取扱 区政改革担当部長 小暮文夫 教育委員会事務局   生方宏昌   危機管理室長          こども家庭部長   堀 和夫   総務部長1 出席事務局職員   臼井 弘   事務局長     清水 聡   議事担当係長   齋藤新一   事務局次長    青木 亮   議事担当係長1 傍聴者数 5名1 議事日程  日程第1 報告第1号 令和元年度練馬繰越明許費繰越計算書の報告について  日程第2 報告第2号 令和元年度練馬区事故繰越し繰越計算書の報告について  日程第3 議案第38号 練馬区災害応急措置業務従事者および水防従事者に対する損害補償に関する条例の一部を改正する条例  日程第4 議案第39号 新型コロナウイルス感染症まん延防止のための練馬区の附属機関の会議の実施に関する特例を定める条例  日程第5 議案第40号 練馬区行政財産使用料条例の一部を改正する条例  日程第6 議案第41号 練馬区特別区税条例等の一部を改正する条例  日程第7 議案第42号 練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例  日程第8 議案第43号 練馬区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例  日程第9 議案第44号 練馬区立区民産業プラザ条例の一部を改正する条例  日程第10 議案第45号 練馬区立障害者自立支援施設条例の一部を改正する条例  日程第11 議案第46号 練馬区介護保険法に定める介護予防支援事業に係る手数料に関する条例を廃止する条例  日程第12 議案第47号 練馬区介護保険条例の一部を改正する条例  日程第13 議案第48号 練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例の一部を改正する条例  日程第14 議案第49号 練馬区立四季香ローズガーデン条例  日程第15 議案第50号 練馬区廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例  日程第16 議案第51号 練馬区における東京都屋外広告物条例の事務に係る手数料に関する条例の一部を改正する条例  日程第17 議案第52号 練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例  日程第18 議案第53号 練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例  日程第19 議案第54号 練馬区立駐車場条例の一部を改正する条例  日程第20 議案第55号 練馬区立児童館条例の一部を改正する条例  日程第21 議案第56号 練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例  日程第22 議案第57号 練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例  日程第23 議案第58号 練馬区放課後児童健全育成事業の設備および運営の基準に関する条例の一部を改正する条例  日程第24 議案第59号 練馬区立子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例  日程第25 議案第60号 特別区道路線の認定について(谷原五丁目)  日程第26 議案第61号 特別区道路線の認定について(三原台二丁目)  日程第27 議案第62号 特別区道路線の認定について(大泉学園町六丁目)  日程第28 議案第63号 特別区道路線の認定について(春日町六丁目)  日程第29 議案第64号 特別区道路線の認定について(春日町二丁目)  日程第30 議案第65号 特別区道路線の廃止および認定について(大泉学園町五丁目)  日程第31 議案第66号 練馬区立田柄地区区民館規模改修工事請負契約  日程第32 議案第67号 練馬区立光が丘体育館改修工事請負契約  日程第33 議案第68号 練馬区立光が丘体育館改修機械設備工事請負契約  日程第34 議案第69号 練馬区立四季香ローズガーデン拡張整備工事請負契約  日程第35 議案第70号 練馬区立旭南地区区民館規模改修工事請負契約の一部変更について  日程第36 議案第71号 練馬区立旭南地区区民館規模改修機械設備工事請負契約の一部変更について  日程第37 議案第72号 練馬区立旭南地区区民館規模改修電気設備工事請負契約の一部変更について  日程第38 議案第73号 練馬区立貫井第二保育園大規模改修工事請負契約の一部変更について  日程第39 議案第74号 敬老祝品の買入れについて  日程第40 議案第75号 清掃車両小型プレス車)の買入れについて  日程第41 議案第76号 練馬区立関町北小学校給食調理用備品の買入れについて  日程第42 議案第77号 令和2年度練馬一般会計補正予算  日程第43 議案第78号 令和2年度練馬国民健康保険事業会計補正予算                                 以上 ◎事務局長 ただいまの出席議員数30名でございます。      午後1時0分開議 ○小泉純二議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、出席議員の間隔を確保するため、別室においてモニターの視聴をお願いしている議員がおります。 この際、議席の変更についてお諮りいたします。 会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更表〔別掲〕のとおり、議席をそれぞれ変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、議席変更表のとおり、それぞれ議席を変更することに決定いたしました。 この際、区長より発言があります。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 少し時間がかかりますので、マスクを外して、しゃべらせていただきます。よろしくお願いします。 令和2年第二回練馬区議会定例会の開会に当たり、区政運営に対する所信の一端を申し述べ、区議会ならびに区民の皆様のご理解とご協力をお願いしたいと思います。 新型コロナウイルス感染症について申し上げます。 昨日までに、区内の感染者は280人に上り、29人の方がお亡くなりになっています。深く哀悼の意を表するとともに、現在も療養されている皆様の一日も早い回復を祈念申し上げます。 医師、看護師など、今なお最前線で昼夜を問わず、対応に当たられている医療従事者の皆様をはじめ、社会生活を支える現場で苦労を重ねている全ての皆様の献身的なご努力に心から敬意を表し、感謝申し上げます。 区は、1月末以来、健康危機管理対策本部新型コロナウイルス感染症練馬コールセンターを立ち上げ、感染拡大の防止に取り組んできましたが、3月5日、区内初の感染者が確認されました。その後、国内の感染者が急増し、4月7日、国により、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、区は、法に基づく新型コロナウイルス感染症対策本部を設置して、全庁を挙げて感染拡大の防止に取り組んできました。 5月に入って、国内および都内の新規感染者数減少傾向となり、国は25日、東京都を含む5都道県の宣言を解除しました。 欧米諸国で爆発的な感染が相次ぐ中、このところ、気を緩めることのできない動きを見せてはいますが、感染者、死亡率とも桁違いに少なく抑え込むことができています。これは、厚生労働省感染症専門家チームの優れた戦略、地方自治体の主体的で果敢な取組、国民皆保険制度など、充実した医療体制が功を奏したものと考えています。 中でも私は、強制力のない自粛要請の意義を理解し、真摯に協力する国民の姿勢、また、公衆衛生に対する意識の高さに深い感銘を覚えました。 こうした危機にあって、困窮に追い込まれ、最も苦しむのは、収入の道を断たれた区民や事業者の皆さんです。所得補償は基本的に国の責務ですが、区はこの間、可能な対策を総動員し、支援に取り組んできました。 一方、感染された方々、医療従事者とそのご家族、社会の根幹を支えて活動している方々が心ない言動に苦しめられています。一部とはいえ、こうした偏見には胸が痛みます。緊急事態にあってこそ、共感と思いやりを大事にする社会でありたい。心から願っています。 緊急事態宣言の解除を受け、都は、新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップを策定し、感染症防止経済社会活動の両立を図りながら、新しい日常が定着した社会を実現するための取組や手順をステップごとに示しました。 私たちは今、新たな段階に入りつつありますが、今月2日には、東京アラートが発動されるなど、予断を許さない状況が続いています。更には、第2波、第3波も確実にやってきます。 これまでの区民、事業者の皆様のご協力に、心から感謝申し上げるとともに、引き続き、手洗いの徹底、マスクの着用、密閉、密集、密接の回避などの対策を継続していただくよう、改めてお願い申し上げます。 次に、令和2年度6月補正予算案についてです。 既に5月に、新型コロナウイルス感染症への緊急対応を取りまとめた補正予算を臨時会に提案し、全会一致で可決していただきました。本定例会でも補正予算案を提案しています。特別会計を含めた予算額は約14億5,000万円です。区民の命と健康を守るための取組を更に強化、充実するとともに、再開されていく経済社会活動を支えるため、区として取り組むべき対策を取りまとめ、編成いたしました。 次に、今回の補正予算案に計上した事業を含め、新型コロナウイルス感染症に対する区の取組について申し上げます。 まず、医療体制の確保と施設の感染予防等についてです。 練馬区医師会の協力の下、先月8日、光が丘第七小学校跡施設に、ドライブスルー方式PCR検査検体採取センターを開設しました。 患者を受け入れている医療機関に対し、治療に携わっている医師、看護師等宿泊先確保食事提供特殊勤務手当支給、陰圧機用フィルターなど必要な設備整備費の補助を実施しています。 2月初旬には、区内各施設にマスクや消毒液の配付を開始しました。その後も、医療機関等に提供を続けています。 陽性患者、検体の搬送や入院費の全額公費負担を継続するため、予算を増額します。また、国民健康保険の加入者が罹患した際の休業補償として、傷病手当金を支給するため、本定例会に、国民健康保険条例の一部を改正する条例を提案しています。 次に、経済対策についてです。 売上げが減少している事業者に対する緊急対策として、3月に、区独自の特別貸付を開始しました。これまでに約2,300件、210億円の融資を受付済みです。また、日本政策金融公庫マル経融資特例措置の金利50%を補助しています。 他区に先駆け、4月27日に、生活相談コールセンターを設置しました。これまでに約3,900件の緊急小口資金等特例貸付、約750件の住居確保給付金の支給を実施しています。住民票の写しや納税証明書など、これらの手続に必要な証明書の手数料は無料にしています。 ひとり親家庭では、非正規就労が約6割を占め、休業や雇い止めなどにより、大きな影響を受けることになります。区独自に、児童扶養手当受給世帯に5万円を支給するとともに、在宅勤務を応援するため、無料のホームヘルパーを派遣することにしました。 国の特別定額給付金を円滑に支給するため、5月7日に、専用コールセンターを設置しました。これまでに約8万世帯に支給しています。国の子育て世帯への臨時特別給付金は、今月から支給します。 深刻な影響を受けている区内商店街に対し、プレミアム付商品券事業への支援、感染予防に要する経費への補助を行うほか、イベントなどへの補助を充実します。 次に、教育・子育て等についてです。 区立小中学校は、3月2日から休業しましたが、6月1日から分散登校を開始しており、段階的に教育活動を再開していきます。休業中は、目標を持って学習できるよう、様々な工夫を凝らしてきましたが、学習の遅れは否めません。児童・生徒、教職員の負担に配慮しながら、夏季休業の短縮、土曜授業の増、行事の縮小や中止により、授業時間を確保します。 感染の再拡大などに備え、今年度中に全児童・生徒がタブレットパソコンを1人1台使えるようにし、オンライン学習の仕組みをつくります。 保育所、学童クラブは社会的な活動を継続するため、原則開園・開室としてきました。今月中は、可能な限り利用を控えていただくようお願いし、引き続き、就労先事業者に対し、保護者の休業に配慮を求めるよう要請を行っています。また、保育料減免特例措置などを実施しています。 区立小中学校、幼稚園、保育所、学童クラブには、消毒液や体温計の配備を更に充実するとともに、私立幼稚園私立保育所民間学童クラブ等に、感染予防経費の補助を行います。民間学童クラブへは、一日保育実施に伴う運営費、登室自粛による保育料減収分を補助します。また、認可外保育施設の利用を自粛した保護者に対し、保育料を返還します。 妊婦の方々の感染を予防するため、通院時のタクシー利用等に活用できる、こども商品券1万円分の配付を開始しました。例年、集団健診で実施している4か月児健診は、感染予防の観点から、今年度は個別健診に変更し、近隣の小児科で受けられるようにします。 次に、高齢者・障害者等についてです。 高齢者介護サービス障害福祉サービスを提供している事業所は、小まめな消毒など感染防止対策を徹底し、緊急事態宣言発令中も事業を継続してきました。 特別支援学校特別支援学級の休業による、放課後等デイサービス事業や、電話等による代替的な支援の利用者負担に対して、補助を開始します。通所型施設では、感染リスクの心配から、在宅を余儀なくされている利用者に対して、電話や家庭訪問等により、健康管理相談支援などを強化します。 緊急事態宣言発令中に、保育、介護、障害者サービスを提供し続けた、民間で運営している施設の従事者に、区独自の特別給付金を支給します。 次に、区立施設イベントについてです。 休止していた区立施設は、都のロードマップに示されたステップに従い、感染防止対策を徹底した上で、必要に応じて入場制限、定員の制限などを実施しながら、順次再開しています。 区が主催するイベントはこれまで、延期、中止してきましたが、ステップ2で示された規模の範囲内で、必要に応じて開催します。密閉、密集、密接を回避する観点から、参加人数によっては、縮小や延期、中止の判断を行います。 次に、庁内体制についてです。 感染拡大に伴う国からの要請に応え、4月17日から5月末まで、在宅勤務の促進などにより、全体で5割の職員の出勤を抑制する中、業務の集中する部門の体制を強化してきました。現在、保健所の感染症対策では、保健師の兼務等により20人体制を43人とし、特別定額給付金支給では、新たな課を設置し、人事異動人材派遣の活用により155人体制としています。そのほか、中小企業向け融資緊急小口資金貸付住居確保給付金支給に当たる職員を増員しています。 密集による来庁者の感染を防止するため、妊娠届や産業融資あっせん申込みなど、50を超える手続を郵送で行えるようにしました。また、電子申請などでできる手続をホームページで案内しています。 中国・武漢で初めて確認された新型コロナウイルス感染症は、僅か2か月で5つの大陸に広がりました。695万人が感染し、少なくとも40万人が亡くなったと推計されています。 人類は、感染症との闘いを幾度となく繰り返し、感染症は歴史を動かしてきました。天然痘はアステカ帝国インカ帝国を滅ぼし、中世ヨーロッパで大流行したペストでは、人口の3分の1が犠牲になり、封建制度が崩壊し、中世は幕を閉じました。第一次世界大戦では、スペイン風邪が大流行し、4,000万人以上が死亡、終戦を早めました。 現代のグローバル化した国際社会は、航空路線の発達などにより、短期間で変異を繰り返すウイルスが、瞬く間に全世界に拡散するリスクを抱えているのです。 世界は、今まさに新型コロナウイルスとの闘いのただ中にあり、しかも長期戦となることは確実です。巨額な負債を抱えるわが国の財政が、今回の財政出動経済活動の沈滞により、更に悪化することは不可避です。われわれ練馬区も、大きな影響を受けることを覚悟しなければなりません。 新型コロナウイルス感染症の文明史的な意義も見極める必要があります。グローバル化した経済活動社会生活にどのような影響を及ぼすのか、将来を見通し、行政のあり方を問い直す機会としなければなりません。 私は、長い間、地方自治に携わり、多数の課題に取り組み、様々な危機に直面してきました。しかし、今回のように、区、都、国、世界が根源的に揺さぶられる危機は初めて経験するものです。歴史の将来を見通し、行政として、的確な手だてを講じることが極めて困難になっていると実感しています。 そうした中、私たち基礎的自治体に今求められているのは、揺らぐことなく、一人ひとりの生活に寄り添ったきめ細やかな支援という、本来の任務に、全力で取り組むことであると確信しています。もとより微力ではありますが、区議会の皆様、区民の皆様と手を携えて、与えられた使命を果たしたいと考えています。ご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。 なお、本定例会には、これまで述べたものを含め、練馬区特別区税条例等の一部を改正する条例など、43件の議案を提出しております。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 以上をもちまして、私の所信表明を終わります。 ○小泉純二議長 これより日程に入ります。 日程第1・報告第1号から日程第2・報告第2号まで、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に報告を求めます。    〔山内隆夫区長登壇〕 ◎山内隆夫副区長 ただいま上程されました報告第1号および報告第2号について、ご説明を申し上げます。 まず、報告第1号・令和元年度練馬繰越明許費繰越計算書の報告についてであります。 これは、令和2年第一回練馬区議会定例会においてご承認いただきました繰越明許費について、プレミアム付商品券事業経費被災農業者支援経費および少年自然の家に係る維持運営費の3事業に係る経費、2億7,608万9,000円を本年度に繰り越しましたので、ご報告申し上げるものです。 次に、報告第2号・令和元年度練馬区事故繰越し繰越計算書の報告についてであります。 これは、環境美化経費のうち、歩行喫煙等防止経費、1,343万1,000円を本年度に事故繰越いたしましたので、ご報告申し上げるものです。 以上をもちまして、繰越計算書のご報告とさせていただきます。 ○小泉純二議長 本件について、ご質疑はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご質疑がなければ、以上で報告を終わります。 次に、日程第3・議案第38号から日程第41・議案第76号まで、以上39件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。    〔小西將雄副区長登壇〕 ◎小西將雄副区長 説明が15分ほどかかりますので、マスクを外して、ご説明をさせていただきます。 ただいま上程されました議案第38号から議案第76号までの39議案について、ご説明申し上げます。 まず、議案第38号・練馬区災害応急措置業務従事者および水防従事者に対する損害補償に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、補償基礎額を引き上げるとともに、民法の一部改正に伴い、障害補償年金等支給停止期間等の算定に用いる利率を改めるものです。 次に、議案第39号・新型コロナウイルス感染症まん延防止のための練馬区の附属機関の会議の実施に関する特例を定める条例であります。 これは、新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、附属機関の会議の実施に関し、外出自粛要請期間中において特に必要があると認める場合は、書面等により実施できる旨を定めるものです。 次に、議案第40号・練馬区行政財産使用料条例の一部を改正する条例であります。 これは、行政財産使用料に係る延滞金の割合の特例について、地方税法で規定する、延滞金を算出する際に用いる割合の名称が変更されたことに合わせ、規定を整備するものです。 次に、議案第41号・練馬区特別区税条例の一部を改正する条例であります。 これは、地方税法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、収入が減少した場合による納税の猶予の特例に係る手続等を定めるとともに、軽自動車税環境性能割軽減措置や、住宅借入金等特別税控除適用期間の延長等を行うものです。 また、住民税の非課税措置および所得控除について、未婚のひとり親をそれぞれの対象に加えるほか、軽量な葉巻たばこ課税方式を変更するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第42号・練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例であります。 これは、国からの通知を踏まえ、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給や、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した場合の国民健康保険料の減免の特例について定めるほか、国民健康保険に係る延滞金の割合の特例について、地方税法で規定する、延滞金を算出する際に用いる割合の名称が変更されたことに合わせ、規定を整備するものです。 次に、議案第43号・練馬区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、後期高齢者医療保険料に係る延滞金の割合の特例について、地方税法で規定する、延滞金を算出する際に用いる割合の名称が変更されたことに合わせ、規定を整備するものです。 次に、議案第44号・練馬区立区民産業プラザ条例の一部を改正する条例であります。 これは、石神井観光案内所を、区民・産業プラザの練馬産業振興センター分室に位置づけ、観光案内所の業務を指定管理者の業務に加えるとともに、研修室の営利利用を可能とし、その使用料を定めるものです。 次に、議案第45号・練馬区立障害者自立支援施設条例の一部を改正する条例であります。 これは、かたくり福祉作業所で実施する事業に、就労定着支援を追加するものです。 次に、議案第46号・練馬区介護保険法に定める介護予防支援事業に係る手数料に関する条例を廃止する条例であります。 これは、地域包括支援センターの全所委託化に伴い、介護予防支援事業に係る手数料の徴収事務を行わなくなったため、条例を廃止するものです。 次に、議案第47号・練馬区介護保険条例の一部を改正する条例であります。 これは、国からの通知を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した場合の介護保険料の減免の特例について定めるほか、介護保険料に係る延滞金の割合の特例について、地方税法で規定する、延滞金を算出する際に用いる割合の名称が変更されたことに合わせ、規定を整備するものです。 次に、議案第48号・練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例の一部を改正する条例であります。 これは、練馬区緑化委員会について、所掌事項を改め、定数等の見直しを行うほか、緑化協力員制度を廃止するものです。 次に、議案第49号・練馬区立四季香ローズガーデン条例であります。 これは、四季の香公園内に、四季の香ローズガーデンを設置し、その管理および利用について必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。また、これに伴い、附則において、練馬区立花とみどりの相談所条例を廃止するものです。 次に、議案第50号・練馬区廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、廃棄物処理手数料に係る延滞金の割合の特例について、地方税法で規定する、延滞金を算出する際に用いる割合の名称が変更されたことに合わせ、規定を整備するものです。 次に、議案第51号・練馬区における東京都屋外広告物条例の事務に係る手数料に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、東京都屋外広告物条例の一部改正に伴い、プロジェクションマッピングに係る許可申請手数料を定めるものです。 次に、議案第52号・練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例であります。 これは、谷原ひばり緑地を新設するほか、議案第49号の練馬区立四季香ローズガーデン条例の制定に伴い、四季の香ローズガーデンに関する必要な事項については、別に定める旨を規定するものです。 次に、議案第53号・練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例であります。 これは、氷川台駅第二自転車駐車場を廃止するものです。 次に、議案第54号・練馬区立駐車場条例の一部を改正する条例であります。 これは、区立駐車場の利用時間および定期利用に係る使用料の上限額を引き上げるとともに、定期利用に係る期間の設定を改めるものです。 次に、議案第55号・練馬区立児童館条例の一部を改正する条例であります。 これは、春日町児童館の移転に伴い、名称および位置を改めるものです。 次に、議案第56号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例であります。 これは、議案第57号において、ねりっこクラブとして規定する学童クラブなどをこの条例から削るとともに、大泉東小学童クラブほか3か所の学童クラブの保育および指導時間を延長するものです。また、春日町児童館学童クラブの移転に伴い、名称および位置を改めるものです。 次に、議案第57号・練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例であります。 これは、練馬第二小ねりっこクラブほか9か所で、ねりっこクラブを実施するほか、新たに、ねりっこプラス事業を実施するため、当該事業に係る規定を定めるものです。 次に、議案第58号・練馬区放課後児童健全育成事業の設備および運営の基準に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正を踏まえ、条例で定める基準の一部を改めるものです。 次に、議案第59号・練馬区立子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例であります。 これは、練馬子ども家庭支援センターの移転に伴い、位置を改めるものです。 次に、議案第60号から議案第64号までの特別区道路線の認定についてであります。 これらの道路は、都市計画法に基づく開発許可により設置された道路であり、特別区道路線として認定することにより、住民の利用に供するものです。 次に、議案第65号・特別区道路線の廃止および認定についてであります。 これは、都市計画法に基づく開発許可により新たに設置された道路が、既存の2つの特別区道路線と接続し、1つの路線となることに伴い、特別区道路線の廃止および認定を行うものです。 次に、議案第66号・練馬区立田柄地区区民館規模改修工事請負契約であります。 これは、田柄地区区民館の大規模改修工事を行うに当たり、工事請負契約を締結するものです。 次に、議案第67号・練馬区立光が丘体育館改修工事請負契約および議案第68号・練馬区立光が丘体育館改修機械設備工事請負契約の2議案であります。 これらは、光が丘体育館の改修工事を行うに当たり、工事請負契約を締結するものです。 次に、議案第69号・練馬区立四季香ローズガーデン拡張整備工事請負契約であります。 これは、四季の香ローズガーデンの拡張整備を行うに当たり、工事請負契約を締結するものです。 次に、議案第70号・練馬区立旭南地区区民館規模改修工事請負契約の一部変更について、議案第71号・練馬区立旭南地区区民館規模改修機械設備工事請負契約の一部変更について、議案第72号・練馬区立旭南地区区民館規模改修電気設備工事請負契約の一部変更について、および議案第73号・練馬区立貫井第二保育園大規模改修工事請負契約の一部変更についての4議案であります。 これらは、令和2年第一回練馬区議会定例会において可決いただいた契約について、技能労働者への適切な賃金水準の確保を図るため、令和2年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を適用し、契約金額を変更するものです。 次に、議案第74号・敬老祝品の買入れについてであります。 これは、高齢者福祉事業の用に供するため、敬老祝品を購入するものです。 次に、議案第75号・清掃車両の買入れについてであります。 これは、清掃事業の用に供するため、清掃車両を購入するものです。 次に、議案第76号・練馬区立関町北小学校給食調理用備品の買入れについてであります。 これは、関町北小学校において給食調理の用に供するため、備品を購入するものです。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま上程されております議案について、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆15番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに所管の委員会に付託されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号から議案第40号まで、および議案第66号から議案第76号まで、以上14件につきましては企画総務委員会に、議案第41号から議案第44号まで、以上4件につきましては区民生活委員会に、議案第45号から議案第47号まで、以上3件につきましては保健福祉委員会に、議案第51号から議案第54号まで、および議案第60号から議案第65号まで、以上10件につきましては都市整備委員会に、議案第55号から議案第59号まで、以上5件につきましては文教児童青少年委員会に、それぞれ付託いたします。 次に、議案第48号から議案第50号まで、以上3件につきましては、都市農業・みどり環境等特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第42・議案第77号から日程第43・議案第78号まで、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。    〔山内隆夫区長登壇〕 ◎山内隆夫副区長 ただいま上程されました議案第77号・令和2年度練馬一般会計補正予算および議案第78号・令和2年度練馬国民健康保険事業会計補正予算について、ご説明を申し上げます。 まず、議案第77号・令和2年度練馬一般会計補正予算です。 新型コロナウイルス対策として、先の臨時会でご可決いただいた5月補正予算777億円に続き、このたびの補正予算は、歳入歳出ともに14億1,148万5,000円の予算としました。 新型コロナウイルス感染症に関し、区民の命と健康を守る取組を強化、充実するとともに、今後の経済社会活動の再開を見据えた対策に要する経費を計上しました。 これにより、令和2年度一般会計の予算規模は3,617億9,346万円となります。 次に、歳出について、各款の主な事項を申し上げます。 第2款・総務費では、手指消毒用エタノールや非接触型体温計の購入に要する経費等を計上しました。 第3款・区民費では、区民窓口で対応する職員の感染防止のため、フェイスシールドを購入する経費を計上しました。 第4款・産業経済費では、終息後の商店街活性化を支援するため、商店街応援プレミアム付商品券販売に要する経費等を計上しました。 第5款・地域文化費では、大谷康子さんをはじめ、区内演奏家による演奏メッセージ動画配信など、自宅にいながら、練馬ならではの文化芸術を楽しめるコンテンツ「おうちdeアート」に要する経費を計上しました。 第6款・保健福祉費では、介護・障害福祉サービスを、緊急事態宣言下でも継続した民間施設従事者に対する特別給付金の支給、特別支援学校等の休業中における、放課後等デイサービス利用者に対する助成金の支給、妊婦の方が通院時のタクシー利用等に活用できる、こども商品券の配布に要する経費等を計上しました。 第7款・環境費では、清掃作業員の収集作業時の安全を確保するため、セーフティゴーグルを購入する経費を計上しました。 第10款・教育費では、学校再開後の感染予防に必要となる体温計等の購入、給食用食材費の補償、私立幼稚園による感染防止用品の購入に要する経費等を計上しました。 第11款・こども家庭費では、保育サービスを、緊急事態宣言下でも継続した私立幼稚園、保育所、学童クラブ職員に対する特別給付金の支給、マスク・消毒液等の購入に要する経費を計上しました。 歳入については、国庫支出金、都支出金、財政調整基金からの繰入金を増額しました。 財政計画の修正については、ただいま申し上げた財政調整基金繰入金を増額計上しました。 繰越明許費は、小学校費、中学校費における学校営繕費、合わせて2億6,628万7,000円を限度額として計上しました。その内容は、予算議案第77号第2表のとおりです。 次に、議案第78号・令和2年度練馬国民健康保険事業会計補正予算です。 歳入歳出ともに3,900万円増額しました。これにより、当会計の予算規模は、633億1,945万1,000円となります。 歳出では、新型コロナウイルスに罹患し、就労が困難となった方に傷病手当金を支給するため、保険給付費を増額しました。 歳入では、都支出金を増額しました。 以上をもちまして、議案第77号および議案第78号の提案理由の説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご可決を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま上程されております議案について、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆15番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに議長を除く議員49名をもって構成する予算特別委員会を設置し、本議案を付託されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 次に、陳情について申し上げます。 本日までに受理いたしました陳情は、お手元に配付いたしました文書表のとおりであります。それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 これをもって散会いたします。      午後1時42分散会
    △(イメージ)議席変更表 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)予算特別委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。...